昨年度を振り返り
2021年05月13日

昨年度を振り返ると、様々思いが残ります。

倉澤先生のお書きになられた本の発行には、多くの方からご感想をいただきました。誠にありがとうございました。
全国の寄贈図書館、ご協力下さった諸館、方々からもご感想を届き、丁寧なお礼状と、コロナ禍の一言が書き添えられ、温かな交わりを感じます。
猿猴庵190年を記念した公演は、無観客動画配信となりました。ならば、無観客でしかできないことを、と、むすめかぶきの『哥宗論』の撮影方法となりました。上演の場所は名古屋能楽堂です。客席を背景にしました。最初の場面は、和紙に猿猴庵の描いた絵を投影しています。江戸時代の尾張の名所、お寺のお開帳の様子、人気の芸能舞台など、当時の人の声まで聞こえてきそうです。現実には無観客でしたが、猿猴庵の絵を通して江戸時代の人たちを観客にしているように感じました。此は大切な感じ方でした。映像からも感じて頂けると思います。
哥宗論は、平等であることを伝えています。

コロナ禍にはいり、多くの苦しみに向き合うことになりました。この以前考えますと社会は静寂を失っていた時代、喧騒の中に大切なものを忘れてしまっていた時代に思うのです。
芸術を通して人生の生き方を学んでいくことは、その大切なものを得るための道に思います。
どうか、大切なものを育てる社会になりますよう切に願います。

補足して、昨年度 善と悪について、長文が書けるほど考えることがありました。
詳細は、時間をかけ書き残していくことにします。